新しい体重計がやってきた
⚫︎オムロン様がやって来た。
少し前にはとこが結婚した時に出したご祝儀でお返しとして頼んだオムロンの体重計が、昨日我が家に届きました。
ひぃ、なんてスタイリッシュな体重計なの。
なんだか設定とか色々あって、それに母が悪戦苦闘し、言葉通りやって来たばかりのオムロン様に攻撃せん勢いで叫び散らしておりましたが、無事設定も終わり見事私達家族の体重計を表示してくれるようになりました。
体脂肪率やら基礎代謝やら、足の裏だけでお前に一体何がわかるんだという事まで教えてくれるオムロン様ですが、母は張り切って朝から何度もオムロン様に乗っかっておりました。
最近の体重計って凄いんですね。
私は本当にびっくらこきましたよ。
まぁ、なんたって私は生まれてこのかた25年間、うちにございます戦火を潜り抜け生き抜いてきた長老のような体重計に乗って生きてきたので。
⚫︎ご覧下さい。この玄人感。
(我が家にある30年以上使い込まれた長老体重計)
私が生まれる前からある品物なので、きっと30年は使い込まれているでしょう。いや、下手するとそれ以上の可能性もかなりの高確率でなきにしもあらず。
長老と呼ぶに相応しい使われ込みっぷりに、これには既に体重計の神様が宿っていそう。
ずっと、ずっと長い間踏まれ続け、今尚現役でいられるのは、長老の能力が一つに特化している単純構造だからに他ないでしょう。
乗って、その重みで数値の部分が「しゃっ、しゃー」と動くだけの、その単純だけども合理的なしくみこそが、長生きの秘訣かと。
オムロン様は機能的で理知的でスタイリッシュではあるものの、きっとこの長老より短命であろう事は、うちに来たばかりでも既に分かる。
なので、オムロン様が来たからといって私は長老を手放す気も、ぞんざいに扱う気もありません。
この二人はそれぞれの長所を生かして、これならも私達の体重計を図り続けるのです。
⚫︎ほら、こんなに仲良し
(オムロン様と長老のツーショット)
ひとまず、これからよろしく、オムロン様。
そして、これからもよろしく、長老。