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米相場

米騒動というサイトにくっついているブログ。

腐女子という思想に濁る前の自分の好きの価値観について

腐女子になる前後では紀元前・紀元後位の差があると感じます。

腐女子前】【腐女子後】

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(【腐女子のつづ井さん】より)

こんばんは、ハイジです。
絶賛残業中ですが、今月はさほどカリカリしていないので٩ )و{いえい!となっているハイジです。

さて、今回は先日友達と話していてとても興味深く思った事をまとめておきます。
今回もいつも通り取り留めが無さ過ぎて読後感にグラリくる仕様となっておりますのでお気をつけください。

今回は腐女子前後の自分の「好きなモノへの向き合い方」です。
まだ濁りなき眼をもっていた頃。
まだ純粋に読書が好きでワクワクと目を輝かせていた小学生〜中学前半の頃の思い出を紐解く感じでまいります。

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(友人は結婚してこんな素敵なごはんを旦那の為に作ってるというのに、私ときたらこの体たらく)


腐女子のつづ井さん】では、オタクになってしまった後にはオタク=自我の芽生え?と評してありました。オタクになる前の自分が一体どんな価値観をもっていたのか、最早思い出せないといった事が書いてあり、私も「ふむふむナルホド」となったわけです。
オタク=漫画・アニメ・本が好きという図式も成り立たせてしまうと、正直保育園くらいからアニメ好きのオタクになってしまい=自我の芽生えと言われても「まぁ、そんなもんやろ自我が芽生えんのは」となってしまうので、今回は【腐女子になる前】で考えてゆきます。
私が完全なる腐女子になったのは多分15歳くらいです。誰とも共有せずひっそり腐女子をしてたので自分でもいつだったかわかりかねるのですが。


腐女子前】(BF)

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(ちなみに私のHNのハイジはこの娘からきている訳ではない)


○ちなみに私は斉藤洋さん(※)の書かれる児童書がたまらなく好きでした。
(※)ルドルフとイッパイアッテナの作者さんです。

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(私は主人公ルドルフが容易に間違いをおかすところが大好きです)


先日、私が友人にこの作者さんの書かれている作品の好きな所をぶちまけていた所、友人によれば、なにやら私はこの作者さんの書かれる主人公の「エレン味」のある部分に惹かれているようなのです。

( ˙³˙){あー、はいはい。それらの主人公達に全てにエレン味を感じるわ。
(゚o゚){エレン味……だと?

「エレン」と言うのは【進撃の巨人】の主人公、エレン・イェーガー氏の事なのですが、彼女の言いたい「エレン味」とは、まっすぐ突っ走っている割にどこか空回り気味な性質や性格を指すようです。
「うおおおお!」と言いながら駆けだし、誤った事をしでかしている様子なのではないでしょうか。

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(大分の進撃の巨人展で頂いたエレン氏の紙袋。今までも、そしてこれからも日の目を見ることはないであろう紙袋)


ピンとくるような来ないような。しかし、こうして明文化されると「エレン味、確かにそうやもしれぬ」と唸らざるを得ませんでした。
そうすると、私はエレン・イェーガー氏の「けっこう簡単に間違うところ」が好きでたまらないので、昔から私の好きになるキャラの本質は変わっていないのかもしれません。
私はそんな斉藤洋さんの作品が好き過ぎて一時期一人で自由帳に漫画におこしたりしていました。(※)好きな所だけ。
(※)私の小学生の頃の夢は漫画家でした。

○映画「アダムスファミリー」も大好きでした。

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(何度も見てたのに今はもうセリフが一つも出てこない)

どう言った部分が何故好きだったのかという細部は最早覚えておりませんが、私は小学生の頃、同じく「アダムスファミリー」を好きな友人と二人で延々と映画のセリフを言い合うと言う遊びをしておりました。
家の横に流れている堀(ドブ川)を前に、地べたに座り込みながら延々と覚えた台詞を言い合っていたその時。
思い出すと狂気すら感じるし、気持ち悪い事この上ないのですが、その瞬間は最高に楽しかったという感覚だけは覚えています。
言い合う事で作品を追体験しているような感じなのでしょうか。
しかし、本当に気持ち悪い。
そんなに好きなら堀の前で台詞を言い合わずに一緒にビデオでも見ていればいいのに、と今なら思いますけど。
 
○少女漫画「神風怪盗ジャンヌ」も好きでした。

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(この画集擦り切れる程見ていた


こちらに関しては私の人生史上最大にハマっていた作品であった為、寝ても冷めても「続きが気になる」と生きるのが楽しくくて仕方がありませんでした。
割と本気で「来月号出る前に死んだらどうしよう」と悩んでいた頃もありました。

私の小学校時代は「りぼん」と共にあったので、発売日前には必ずりぼんを手に入れ、次の号が出るまでの約1カ月間はりぼんの隅から隅まで舐めるように読みつくしておりました。この頃は娯楽も自由も少ないせいか、1冊の雑誌や漫画に掛ける思いが並々ならぬ感じでした。けれど、この頃の漫画や本の読み方はいつ思い出しても尊敬します。
なんか、作品全てにおいて尊敬の念を忘れず真摯に向き合って読みつくしている感じが、今やまぶしく感じる。
こんな読み方をしているからでしょうね。
神風怪盗ジャンヌ」も、今やお馴染み私の親友ゾノさんと二人で台詞を言い合ったりしておりました。読み過ぎて覚えている。そして台詞を言い合う。
子供頃の「好き」って今思うと狂気を感じる。
 
○上記の流れをくむ、【腐女子前】終盤辺りに好きだった作品「ヒカルの碁

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(とうやの服装についてと当時の私からも物議を醸していた)


コレにハマった時、私は13歳でしたが、この時も友達と挨拶のように台詞の言い合いをしておりました。
机に座っているところから突然。
(`ロ´){ふざけるなっ!
(°□°;){ふざけてなんかねーよ!
とヒカルとアキラの台詞を皮きりに「一手目天元?」「二手目五の五?」「三手目五の五!」なんていう、最早、箸が落ちても笑い転げてしまう年代特有のはしゃぎ方をしておりました。(※)
(※)分かる人には分かるネタ。
とにかく作品の追体験ばかりをしている毎日でした。
 
と、長々と語りましたが【腐女子前】の好きなモノへの向き合い方をこうして見てみると、アレですね。
こう、作品の筋道から逸れず作品の中を一直線に駆けまわって飛び跳ねて遊んで楽しんでいますね、私。作品自体を擦り切れるほど読み込み、そこに自分の思考は余り挟まず作品そのものを一直線で好きという。
その好きが溢れてどうしようもなくなった場合に出る私の発作が「台詞の言い合い」になっていたんでしょうね。口から念仏のように台詞を垂れ流し、己の心の安寧を保っていたのではないでしょうか。
 
私の好きなキャラを「エレン味」と称した友人も、小学生の頃好きだった「がまくんとかえるくん」が好き過ぎて、中身を全てイラストから文字から模写しまくっていたそうです。
( ˙⃘⍘˙⃘ ){コイツもなかなかの気持悪さを発揮しおる。
最早、写経。まぁ、彼女の好きが突き抜けた時の「模写」も、作品そのもののレールから離れず、溢れる好きを紙の上に発散させていた感じですよね。
 
ここまで書いてなかなか満足してきたので【腐女子後】の事は手短に書きます。そして確かにそこまで長く書く程のエピソードも熱もないので。
 
腐女子後】(AF)

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(基本、こんな思考の世界線で生きている)

腐女子】というのは♂×♂のカップルを好む生き物で、そしてそんなエピソードは商業BL誌でもない限り、普通の作品ではそうそうお目にかかる事はありません。
つまり【腐女子】というのは作品を取りこんだ後、また自分の中で手を加える行為をする生き物なのです。二次創作はその典型であり、腐女子の真骨頂です。
原作はもちろん好きでしょうが、原作を元にあられもない事を妄想するのが楽しい生き物なのだと思います。
 
そうなると、作品自体のレールから離れず一途に作品そのものを見て生きていた【腐女子前】とは、作品に対する向き合い方が大幅に、180度、まるまるっと変わってしまったようです。故に好き過ぎて行う行為が「台詞の言い合い」「児童書を漫画におこす」から「二次妄想」や「二次創作」に変わりました。自分で作品を作り出すようになってしまったのです。
 
まとめると。
「好きなモノへの向き合い方」
腐女子前=作品のレールの上をひた走る
腐女子後=作品のレールを新たに作る
 
 
最後に。
たまに思います。もう【腐女子前】のように真剣に原作に向き合って作品を一直線に「はああああ、好き……」ってなる事は、もうないんだろうなぁと。
あの頃は娯楽も選択肢も少ない中という不自由さの中の「好き」だったので、「好き」の熱を一点集中砲火できたんでしょう。漫画がボロボロになるまで延々と毎日読み返し続けるなんて事、高校生以降やったことないんですもんね。
もう戻れないが故にあの頃の目に戻りたいなんて思ったりします。
まぁ【腐女子後】はそれはそれで楽しい人生観を持ったとは思いますがね!
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この日記は一体どこに向かいたかったのだろう………か!