創作BLの認知{会計=チャラ男}
●会計なんて王道学園BL小説でいうと、チャラい奴がやってる訳わからん仕事だけれども
(▽一万六千円分のコーヒー。これにカゴがもう一つ追加されております)
こんばんは。
一年間、我が病院の会計としてせっせと物品購入に邁進しておりました、ハイジです。
私の務める病院には部署が大きく分けて3つありまして。
看護部門、リハビリ部門、事務部門。
毎年それぞれの部門が3つある係を順番にぐるりぐるりと回して、職員内の仕事を分担しているのです。
その中で私の所属する事務部門が、今年度の一年間担っていたのが“会計”でありました。
まぁ、事務がやるといってもまた事務の中で誰か一人がやるものなので、まぁ、私がやっておりましたよね。
(主任直々の任命により)
もうすぐ新年度が始まるということで、その会計の仕事も終わりを告げます。
病院のお金を預かっている緊張や、ぼけっとしていて他の職員から「コーヒーがないやないかーい!」と電話で呼び出される日々とも、これでおさらばです!
わーい、せいせいします!
※蛇足。
創作BL小説サイト界隈で過去に流行った王道学園設定の影響で会計はチャラいやつがやるという偏見があります。しかし、私はチャラくありません。地味の灰色人間です。そして会計の仕事も驚くほど地味です。チャラくありません。
私のやってきた事を“会計”と呼んでいいのなら、あのチャラ男くん達はコーヒーやラップ等、生活雑貨をまるでパシリのように買いに行かされていたことになります。
チャラい設定が心停止するほど生かされない仕事だと思います。会計って。
そして本日、またしても主任からの命により私は会計残高全部を使い切り、コーヒー購入するという、まるで業者のような買い物を強いられました。
(残高分のコーヒー、だと?)
いや、一言でいうと大変でした。
大きい変で、大変でした。
私はかなり変な奴でした。
たいへん。
お店の人も迷惑極まりなかったことでしょうよ。
なんだかとても心のテンションの下がる仕事だったので、少しでも心を元気にするために、この買い出しを一つのイベントにしました。
おでかけみたいなノリで。
出て行く前に金銭出納帳と一緒に写真を取り、大量のコーヒー達と一緒に写真を取り。まるで旅行にでも来たかのような勢いで記念感を無理やり出してテンションを上げていこうという心意気で買い物をしました。
少し、ほんとに、少しですけどテンションが上がりました。
人って行動で感情が引っ張られるものだなぁと感心しつつ、私は明日の朝3つの袋とダンボールを一人で病院の2階に運ばなければなりません。
駐車場から病院は遠いよ。
何往復するのかな。
コレもイベントみたいにするしかないかな。
心折れそうですけど、明日は一人で大量のコーヒーをせっせと運ぶというイベントを行いたいと思います。
上手に自分に催眠をかけていきます。
おやすみなさい。