アイアム、考古学者
●友達のドレス選びについてゆきました。
(ひー、綺麗だった。素敵だった)
ドレスはヒラヒラしていて、見ていると圧倒される。
「我はウエディングドレスである。女性達の夢である。ひざまずけ」という凄まじいキラキラ感。
圧倒された私は、ドレスを前にひたすらゴホゴホ咳をしていました。
来週病院へ行きます。(なにきゅうに)
そう、以前、和装の結婚式をする友人(ゾノさん)の着物選びに付き合った際は、待てない子供のようにウロウロしたり、どっか行きたいとゴネたりしたので(驚きの当時28歳)、今回は自分ひとりの時間を充実させるアイテムを大量に持参してドレス屋さんに向かいました。
いや、満を持してドレスを着た友人を目の当たりする瞬間は楽しいですが、それを覗くと基本的に着替えてる時間は一人の時間なので、ね。
雑誌3冊、応募予定の公募の為の原稿用紙を持ってゆきました。着替え部屋を自分の部屋化する気満々ぞ。
おかげで、友人のドレス姿も見れたし、公募作品を完成させられるし。
なんて充実した1日なの。
最近、めざましじゃんけんとか公募とか、そういう選ばれるものにハマっています。他にはネーミンググランプリみたいなのにも参加中です。
今度はどんな公募に応募しようか。
ひとまず、来年までこの熱が続いていたら満を持して「ヤマザキ春のパン祭り」にも参加してみようと思います。
●バック過ぎるナンバーは最早考古学
(ポーズと文章の関連性……?)
そう、昨日は友人たちと朝9時から博物館で開催されているジブリ展にはせ参じてきました。いや、意気揚々と一番乗りではせ参じたのは良かったのですが、前売り券を忘れ散らかしてしまったので、友人たちが博物館に入っていく背中を見送る羽目になりました。
お陰で私は一人で散歩したり、大きな図書館で雑誌を読んだりして過ごしました。
それが楽しかったもんだから質が悪い。
忘れた瞬間は大きな後悔の波が押し寄せて「(´・ω・)」て顔が止まらなかったですが、途中音楽を聴きながら散歩していたら、どんどん良い気分。
気分が良くなったついでに、夫(乙て書くの飽きた)に電話してみました。
で「チケット代払うから来週一緒に行こうよ。てか、付いて来てください」とのたまったところ端的に言うと断られました(秒で)
そして詳しく言うとこういわれました。
「そうやって忘れた事実を何かで取り戻そうとしない。それで来週一緒に行って後悔を取り戻してしまったら、この失敗の事を忘れるでしょう?これは1200円のチケットを代償に、もう忘れものはしないぞ、という教訓にするのが一番なんだよ」
(副音声:行きたくない)
なんだかソレっぽい事を言われて納得させられましたが、結局ね。
一人で散歩して図書館に居る時間が充実してしまったので、夫の言うようにはならなかった。悲しいことに、人間は楽しもうと思えばどこでだって楽しめるであった。
そんな図書館でやった私の一人遊び、それは「雑誌のバックナンバー一番古いやつ取り寄せる」です。
私がお散歩しながら行った図書館はそこそこの規模の図書館で、過去のいろんな書物が資料として残されている図書館でした。
最初は直近のバックナンバーを持ってきてもらうつもりだったんですが、ふと一番古いバックナンバーっていつのなんだろ?と気になったので持ってきてもらうことにしました。
(1993年、日経ウーマン)
ひい。しかも当時の特集「女を上げる結婚」
もうこれは現代社会の教材に使うべきやつですね。
中身がもう……逆に今見てよかったと思いました。今や皇后の雅子様の結婚をテーマにしていたり、結婚によって仕事での出世の道を断たれる女性の事がありありと書かれていました。
そして、何より雑誌内の写真や文字の配置が今と違いすぎて、とても新鮮。
私が3歳くらいの時の日経ウーマンなので、今の50代~60代の女性の生きてきた社会世相を大きく映した雑誌になっていて、興味深かったです。
どこかバブル感がある、そしてどの女性も肩パッド。
きっと今の日経ウーマンも2,30年後には一歴史書みたになるんだろうなと思いつつ、1000万円貯めた女性達の幸せ習慣及び手帳の書き方などを、どこかファンタジー小説を見る気持ちで見る、そんなチケットを忘れた一人時間でした。
あー、楽しかった。来週は一人で博物館でもいくかな。
明日からまた1週間頑張ります。