米相場

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二次創作になった時、ちょっと偏差値の下がる攻め、いいね

  • 二次創作になった時にちょっと偏差値下がる攻め、いいね!

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 こんばんは。

 4連休の終わりの儚さを身をもって感じ取り過ごしたはいじです。いや、本気で週休3日の働き方について考えております。転職も視野に。もう、頑張って働くのは止める方向でいこ!

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 いや、そんな事は今はどうでもよくって。

 【前世のない俺、】を書いている時に地味に私の中でセーブをかけている事について、書かせてください。

 いや、【前世のない俺、】だけじゃありませんね。創作BLを書いている時に、少しだけ意識してセーブしている事です。

 私は二次創作の経験が余りないのですが、pixivなどで皆さまの二次創作を見るのは大好きなのです。ほんと、あんな素晴らしいものを無料で見せて頂ける事に日々感謝よ。

 そんな訳で、わざわざ宣言しておきますと、私は二次創作のBLが好きです

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 二次創作作品の中にもシリアス作品は沢山あるので一概にそうとは言えないのですが、だいたい原作でクールだったり、知的だったり、感情のブレのないキャラだったとしても、二次創作でいざ攻めキャラとして受けの前に現れた場合、気持ち偏差値下がってるあの感じ。

 いいなあって思うのです。(語彙)

 二次創作の中では原作のしがらみを上手く利用した設定で、攻めが面白くザワついて、そしてモヤモヤして、原作では考えられないテンションで受けに感情を揺さぶられている様は、とても見ていて心が豊かになります。

 そして、そんな私の目指す創作小説は「少年漫画から二次創作にもっていく途中に出来上がった1.8次創作的小説」です。意味わかんないでしょうが、まぁ、一旦言葉のまま受け取ってもらえませんでしょうか。

 

 ただ、作品としてはオリジナル創作小説なので、分類としては”原作”という位置付けになります。(派生作品がある訳でもないのに、傲慢な事書いてすみません。ただ、ほんと、一旦仮称させてください)

 

 作品の立ち位置的には”原作”としての性格が強い中、欲望としては1.8次創作を目指しているBL作品でもあるので、どうしても気を抜くと本来のキャラクターの方々の性格を「ちょっと逸脱したような2次的、ちょっと偏差値下がった感じの面白いテンションのキャラ」に持って行きたくなる瞬間が多々あるんです。

 いや、しかも今書いている【前世のない俺】の日常話ターンは特にそれが顕著になります。むしろ、むしろ、既に崩れている所が多々あります。

 

 それこそが最初に書いた「私が創作小説を書く上でセーブしている事」です。まったく、最初のテーマに戻ってくるのに1000文字も掛かりました。まあ!

 そう、気を抜くとすぐに、本来原作としての中であるべきキャラクターの性格が、そう、二次的なちょっと偏差値低めのごきげんな性格に転化してしまうのです!

 

 しかも、その偏差値下がった感じの標的になりやすいのが往々にして”攻め”ですよ。

 【前世のない俺】でいうと、完全に「ウィズ」(現世)&「オブ」(前世)。

 えっと【前世のない俺】が初耳の方の為に軽く説明しておくとすれば、そうですね。

 ウィズにしてもオブにしても、性格は豊富な知識を有する、少しシニカルな、落ち着き払ったクールな男という感じです。

 そうそう、こういうキャラが一番偏差値落とした時に面白くなるんですよ。良い玩具ですわ。

 

 特に前世の子供時代を担う「オブ」という少年が、子供という特性上、ボケッとしてお話を書いていると、すぐに主人公を溺愛する頭のパーンとなった男の子になります。いえ、既になってます。ええ、困ってます。

 これ、第2章時点では10歳、11歳程の年齢だから可愛げありますけど、第3章では15歳になる予定ですからね。完全に私が「オブ」というキャラを偏差値下げて書くのにもってこいな、拗らせがいのある年齢に到達します。ええ、困ってます。

 

 それを抑えながら書かないといけないと思うと、本当に一次創作ってジレンマです。作品の本筋崩さないように欲望と戦いながら書かなければならない。何故なら、マジで完成されたプロの書いた神の書それを本当の原作と呼ぶ)がないからです。

 

 そういう完全に自我を失くした偏差値低めの攻めは本編後の【番外編】まで封印しておかないとけません。もしかしたら、私が一次創作小説を書いているのは、自分の作品の二次創作作品【番外編】を書く為なのかもしれませんね。長い、道のりかよ……。

 

 なので、今ちょこちょこ書いている【風を切って歩け】の番外編は、出来れば心のままに書ければ、そう思います。そして、私は2000文字も掛けて何を書きたかったのか。

ここまで来て「はてな」となりつつあるので、この辺りで書くのを止めて寝ます。なぜか、明日はまだ火曜日だからです……。

 

 ここまでお付き合いして頂いた方、ありがとうございます。そして、おやすみなさい。