自然が私に説教をたれる
●今更ですけどGWの事でも
(天気が良かったのはありがたい事でした)
こんにちは。
そろそろGWなんてものがあった事すらまったくピンとこなくなったハイジです。
今年のGWも例年同様、3日は出勤ということでいつもの仕事メンバーとガリガリ事務仕事にふけっていました。
前日まで元気だった20歳は、休日出勤という事でテンションが大恐慌の如く落ちまくっており、最早屍人のような顔つきでした。
(帰る時は天にも登るようなハイテンションで「シィーユーアゲーン!!」と叫んで帰られましたが)
なので、私のGWは実質4日、5日の2日間という事になります。
世の中の大型連休の方々と比べると、まるで屁のようなお休みでしたが、周りには社畜のように働く友人もおりますのでね。
私はとても普通で良い事だと思いました。
●【博多どんたく】に湧く街へ
(博多どんたくは雨というジンクスがあるそうです)
そういえば、私は福岡県民なのです、
けれど、この時期に福岡で行われる【博多どんたく】なるお祭りが一体何をメインに行われるものなのか、全然知りません。
何がが練り歩くようなイメージだけが私の頭の中にはあります。
たぶん、合ってるんじゃないかと思います。
まぁ、今回はそんな知らない地元のお祭りに参加してみようという類の企画ではありません。
今回は友人であるK子ちゃんが「河内藤園の藤を2年前から見たいと渇望しております」という、彼女たっての希望で藤を見にいく遊びでした。
正直、藤と言われても小学校にあった藤棚の藤くらいしかイメージがなかったので「よくわからんけど綺麗みたいやし行く行く」という勢いで今回の藤企画は2ヶ月前より計画されていたのです。
(さすがK子ちゃん。二年前より渇望していたというだけあって綿密な計画書です)
●藤ってこんなにも
結果を先に言うならば、びっくりしました。
いや、本当の本当にびっくりしました。
K子ちゃんが二年前から見たかったという気持ちが藤園について、すぐわかりました。
そして、あまりの観光客の多さ事前チケット制になった事も納得いきました。
だって、とても美しい!
園に入った瞬間、ふわりと藤の香りが香ってきて、けれどそれはキツイ匂いではなくて、さりげないお花のかおりで。
150種類の藤があると、スタッフらしきお爺さんに教えて頂きました。
藤ってそんなに種類があるのかも驚きもしましたが、白い藤、しだれない藤、青い藤と、歩く場所によって見慣れない藤が山ほどあったので驚きと実感が同時進行する、なんとも不思議な感覚で園内を見て回ることができました。
藤って不思議なんですよ。
山のような藤の花が上からしだれてるのに、木の幹自体はとても少ないのです。
その代わり太くて立派な幹が、ここぞというところにある。
わあ。
そういう、きっとある程度常識的な事にも、私にとっては驚き摩訶不思議だったのです。
けれど、確かに藤ってそういうものであることは、小学生の頃から知っていた筈なのです。
(藤棚の藤も幹はひとつだった)
何事も興味のないうちに見聞きしたことは、ぜんっぜん頭に入ってこないんだなということにも、なんだか藤を見つつ実感しました。(藤すごいな)
たぶん、私の人生で見聞きしたことの90%は興味の対象外で、とりとめもなく落としてきたんでしょう。
(私は私の中の10%の中で生きてる)
そう思うと、興味って大事だな〜と思いますが、そうそうコントロールして興味の幅って広がるものではないのでね。
とりあえず死ぬまでに見聞きした30%くらいを拾っていけるくらいの興味関心意欲を持っていければいいなと思いました。
藤を見てて、なんかそう思いました。
(藤の素晴らしさに気付かせてくれたK子ちゃんに感謝を)
※ちなみに蛇足ですが。
二年前から河内藤園の藤を見たがっていたK子ちゃんは「前日に何時の電車に乗り、何時に起床し〜」と気合を入れて計画を練っておりましたが、現地駅に到着した際チケットを忘れてきているという重大な計画の欠陥に気付いて血の気が引いておりました。ぬかった!
血の気が引いた人を間近で見たのは久々だったので、サイコーにクールでした。
私の人生において、一番血の気が引いているのは勿論私です。
(往復4時間以上の道のりでした)
特にフォローするわけではないのですが、旅行ってアレですよね。
アクシデントがあると10年後も色褪せませんよね。へへ。
ほぼ、移動時間寝て過ごしたので元気元気の一日でした。
本当はもっと書きたい事があるのですが、なんか打つの疲れてきたのでこの辺で。
今は【灰と幻想のグリムガル】というアニメを見ておりますので。へへ。好きでした。