週間クエスト!3分間スピーチ!
●デイリークエスト、訓練校へゆく
(ちらり。ダンボーさん、私の所にやってくるの巻)
( ◜◡‾){おはようございます。
毎朝、3分間スピーチのくじにドキドキしながら過ごしています。今や学生気分のはいじです。
2月から始まった職業訓練が早くも1ヶ月経過して、今や3月も半ばになろうとしてます。ひゅう。
最初に目標にしていたお弁当作りも、毎日水筒持参も、そこそこ守れています。無職の節約は最早義務であると、私は思う。
まぁ、以前こブログでも書きましたが、お腹を空かせたお昼の自分の為なら早起きも、多少の面倒も頑張れる。モチベーションがとても高い。それくらい、未だに日々お腹ペコペコ。
(私大好き茶色のお弁当)
なんなら、お弁当いらない日の方が遅刻しそうになるくらいなので、実は遅刻防止にも良い習慣なのかもしれません。
●週間クエスト【3分間スピーチ】※
(【ゆうべはお楽しみでしたね】最後のページで放たれるセリフの山木君のいじらしさときたら…!)
そして、職業訓練が始まった当初は突然定められた毎朝3分間スピーチ法の制定に、学校という名の治外法権をまざまざと見せつけられた感じでしたが。
( ◜◡‾){これは、たのしい!
(本当に学校みたいなんだよ)
※3分間スピーチとは。
訓練校で毎朝行われる、心がざわざわするイベント。毎朝くじ引きによってランダムに選ばれた2人が、皆の前に立って3分間、与えられたテーマに沿ってスピーチを行う。
コレなかなかのルールでしてね。
仮に2分で終了した場合でも、3分経過するまで何が何でも立ち続けなければならないんです。無言でも、なんでも。20の視線を一心に受けながらな!!
くじ引きで発表者は選ばれるですけど、それは順番をランダムにしているだけで、どうせ絶対に全員回る仕組みなんです。結局は、ね。
それにしたって、いつ誰が当たるか分からないから、毎朝ドキドキが過ぎます。
しかも、日を追うごとにテーマが面白味を増してきて、考えるのも楽しいけど、それに伴って難しくもあります。
全部で6回発表が回ってくるうち、私は3回の発表を既に終えました。
( ◜◡‾){ふう。
私は人前に立って話すの苦手マンなので、最初は「うおおお」と頭を抱えていたんですけど、ちょっとだけ慣れてきた今では、少しだけ人前で発表する事に対する苦手意識が少なくなってきました。
ありがたや、ありがたや。
やはり、荒療治が一番効くようです。
あと、コレ毎朝人の発表を聞くのが、めちゃくちゃ楽しい。やっぱりそれぞれ経歴が十人十色なもんで、話す内容、視点、それに話し方なんかも様々で、とても聞いてて面白い。
自分が当たるかもしれないのに、マジで聞き入ってしまう事も多々あって、ほんとこの時間が今では好きになってしまいました。
しかし、マジで聞き入った後に不意に自分が当たると、私お得意の大声で「えっ!?」と毎回叫んでしまうの恥ずかしい。そんで、漏れ無く私の声に驚いた周りが「えっ?!」ってなってるの、更に更に恥ずかしい。
ちなみに、これまでのテーマは
1回目:この講座を受講した動機、そして希望就職先
2回目:自分の長所と短所
3回目:①尊敬する人(両親以外)
②自分が人事担当者ならばどんな面接をするか
なんか、こう、どんどん難易度が上がってきてるんですよね。
3回目なんて、どちらのテーマになるのか直前まで分からないシステムになりましたしね…。すなわち、どちらのテーマも事前に準備しておかなければならないってことよ!って先生が。
私が当たったのは「自分が人事担当者なら〜」の方でした。
どちらかと言えば、こっちの方を話したかったので話していて楽しかったです。
話し方って本当に人が出ますね。
2回目のテーマである「長所と短所」なんて、最早3分間の間に語られるその人の経験を踏まえた話よりも、その話し方や癖の方が長所と短所の、何よりも強い裏付けを担ってるのが面白いんですよね。わいわい。
几帳面って言ってる人は、もう経験談聞かなくても話し方や話の構成の仕方が几帳面だし。めっちゃ話の中に数字や数値混ぜ込んでくるのがね。
ポジティブって言ってる人は、本当に立ち居振る舞い全てがポジティブ感溢れてる。だって、長所がポジティブって言ってた彼女は2分でテーマに対する発表が終わってしまって。
次の瞬間、笑顔で「じゃあ、今日の私の朝ゴハンを紹介します!」って。もう、ポジティブなのが3分に凝縮されてるの素敵。わいわい、がやがや。
こんな感じで毎日発表が楽しみで仕方ないです。
今の私がまた小説を書いたら、なかなか幅広いキャラクターを作って動かせそうな気がしますね。学生の頃は難なくそういう環境に身を置いていましたが、大人になるとここまで多種多様かつ、利害関係のないフラットな人間関係を築ける場の貴重さを凄く感じます。
まあ、最近めっきりお話をかかなくなったせいで、どうやったらお話が作れるのかすら分からなくなってきましたが。
他にもね、尊敬する人に「みなみさんです!」って、皆さん知っての通り!みたいな雰囲気てスタートする人や、自分が人事担当者なら面接は脱出ゲーム方式にする!とか。うんうん、なんかもう3分と言わず、1時間だって聞いていられる。
尊敬する人が、ジョジョの作者の荒木飛呂彦先生だった20歳の子の発表は、野生のアメトーーク感満載で最高でしたわ。好きなものを語ってる人の話って、どうしてこうも魅力溢れてるの。握手を求めたい。
普段は物静かな子が顔キラキラさせてるの見ると、なんか涙出そうになる。20歳のあの素直さ、とても眩しい。
私もあのキラキラでいきたい。
3分間スピーチ……なんか、今後、なにかにつけてやってみたいし、人にさせたい。私の中の“何か”に酷く触れた面白い制度であった。
では、授業にいってきます〜