米相場

米騒動というサイトにくっついているブログ。

私は「痛い」がわからない。

●深く考えるシリーズ「痛い」

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 こんにちは、はいじです。

 【深く考えてるシリーズ】という副題を付けましたが、多分これシリーズになりません。これ一回きりです。

単純に深く一つの事を考え過ぎてしまった1回の経験をブログに書くだけです。なにこのブログの始まり。

 

 3月上旬からこちらPMSとの長い戦いを経て、生理が終わったところなのですが。今が私の1ヶ月のうちで数少ないピカピカ元気期なので、こういう時にあの頃の状態異常の私について考察しておこうと思います。

 口頭で吐きだし、更に文章で吐きだす事で、気持ちのモヤモヤを多少なりとも消す目的があります。私にとってのストレス発散ですので、お時間がある方はお付き合いください。

 

 さて、今回の生理で私が気づいた事があります。私は「生理痛がない」と思っていたのですが、どうやら私は生理により、そこそこ昔から痛みを受けていたようです。 

 多分、意味が分かってもらえていないと思います。私も読み返していて、意味がわかりません。

 

 しかし、まぁ、その通りなのです。

 どうやら、私には今まで健康優良児過ぎて“痛み”というものについての種類を、おおよそ1種類しか知らなかったようなのです。

私の知る痛みの種類、それは「傷を受けて血を出す痛み」「ぶつけて患部が痛む」などの、外傷による、圧倒的にわかりやすい「いったー!」しか、なかったのです。

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 そのため、筋肉痛や生理痛といった、そういう傷によるものでない痛みを自分の中で“痛い”に分類できていませんでした。

「これは、名前に 痛 がついてるけれど、血が出たり、打撲で青くなったりするときの痛ーい!じゃないから、痛いわけではないなぁ」と、ソレを痛み分類ではなく、言葉にならない、なにか別のモノとして分類していたのです。

 

 ここまで来て、「はいじは何を言っているの……?」と思われる方も、たくさんのいらっしゃるかもしれません。

 「あほなのかな?」と思われる方も多分いらっしゃるでしょう。

 

 そう、30年近く生きてきて、私はいじは傷の痛み以外を「痛い!」と分類できずに、モヤモヤとした“何か”にしていたのです。

 筋肉痛「どうやら、足が疲れたと言っている」

 生理痛「重力をたくさん感じています」

 頭痛「あたまに何か乗っているみたい。こめかみに何か当てられているような感じがする」

 

 こんな具合ですね。ともかく、痛という表現が過剰な気がして、○○痛と言うのが憚られ続けた30年間。

 だって、痛い痛い痛い!って思わないんですもん上記の奴らは特に。なんというか、全体的に重い、という感じなのは確かでした。「思考の集中を奪う重みを帯びた何か」が世間的に言う“痛”で合っているとは思えず、今までの人生で痛み止めというものを飲んだ事はほぼありませんでした。

 

 抜歯の後くらいかな。

 

 ただ、前回の生理の時に、色々とキツ過ぎて、頭と理性がプッチーンと音を立てて切れる音がしたのです。最早その時の私は、糸の切れたマリオネットが暴走しているという恐怖の異常状態でした。

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ほんとに、この世の全てを恨みながら電話対応をしていたとき、ふと、ロッカーに夫が普段から頭痛で使う痛み止めがあった事を思い出したのです。

 そして、その時の思考回路はよくわからないのですが、電話が終わった瞬間ロッカーに走って、飲みました。

 

 重いのがなくなりました。

 

 痛み止めが効いた瞬間、やっっと私の“重いやつ”が“痛”であるという認識に置き換える事ができました。「これが、痛いっていうには過剰では?」が、30年の時を経てやっと“痛い”ボックスに分類されるに至った訳です。

 

 婦人科に行って、痛み止めを飲みなさいと言われたときも「痛いというか、痛いんじゃなかて、なんか、こうモゴモゴ」と医者の言うことを、聞かなかった私が、痛み止めにより、痛みが引いた事実でやっと私が間違っていたことに気付きました。

 

 私はずっと痛かったみたいです。

 

 痛い幅が狭すぎて、分類できなかった今までの色んな言葉にならない何か達。私が耐え症がないから痛くもない事象に苦しんでいるんだとばかり思っていた日々。

 なんか、ごめん、という感じでした。

 自分の状態を世間一般の名称に当てはめるのって、実は凄く難しい事なのではないかと思います。こうして痛み止めで重いのが消えてなかったら、これからの人生、私は痛い事に気付かず「痛み止め」という名前に引け目を感じて、耐える事でしか症状を逃がす術を知らなかったでしょう。

 

 深く、深く、考え過ぎたせいで‟痛い”がゲシュタルト崩壊する人生を避けれて、本当に良かったです。

さて、皆さま。私の言っている意味、伝わりましたでしょうか。痛いが分からなかった事を知った、はいじのお話でした。

 

 それでは。今からゲームでもしてきます。