はいじ、夫と兄弟になる
- 2020年GW
(とわいあもちゃんも10歳です)
こんにちは、真剣にお久しぶりです。
はいじです。そして、今や5月です。
もう、ゴールデンウィークも過ぎ去ってしまいました。まあ。
世の中はコロナウイルスのせいで、ともかく「濃厚接触を避け自粛!」「外出すな!」というムードで、これまでのGWとはうって変わってますよ感満載の日々が目の前に広がっていました。みなさん、どのようにお過ごしでしたか。
自粛、大変でしたでしょうか。
まぁ、たぶん私はコロナウイルスのない2020年GWのIFワールドだったとしても、コロナウイルスのある現実と大差ない毎日を送っていたような気がします。
つまり、GWに関していえば私にはほぼ影響がなかったわけです。
なので、最初、このブログを書き上げた時はコロナの‟コ“の字も書いてはいませんでした。
ただ、近い将来ブログを読み返した時に、リアルに「あぁそういえば、そんな時期もあったわ~。ニュースも池上彰せんせいもコロナ一色やったわ~」と思い出す鍵になるように、季語的にコロナという言葉を一応追加しにきた次第です。
以上、2020年GWの季語‟コロナ“追記でした。
はい、時世の話題おわり。
で、結婚して私、5月1日で1年を迎えました。
はやい、はやい。まって、まって。てことは、6月で私31歳。
ほんと、昔から久々にブログを書くと、時間の経過に驚きを隠せず光陰矢の如しっていうこのくだり書いてるけど、書かずにおれない。
ウイルスも怖いけど、時間はもっと怖い。
そんな31歳を目前にした私、GW中毎日テイルズ(ゲーム)をやってました。
時間は着々と前に進んでいるハズなのに、やっている事は15年前と大差ない。(人はいつ大人になるの……?)
私の中だけで軽いタイムパラドックスが起こってる状態のGWでした。
●ゲーマー最盛期、テイルズシリーズ時代
(初代、ファンタジア。the王道RPG)
そう、ひと昔前なら日本の3大RPGの最後の一枠の中に入りそうで入らない、5大RPGくらいにだったら入れてもいいのでは?の間をウロついていた【テイルズ】シリーズ。
ドラクエ、FFは鉄板として最後の一枠は揉めるところがあるよね。
(まぁ、それも昔の話で、今のRPG市場はとてもついていけない)
テイルズシリーズはガチで私が9歳位の頃から大学生の頃まで、ずーっとシリーズでやり続けているゲームでした。
私の0年代~10年代を支え続けたゲームの一つです。
(一番最初にしたのはデスティニー)
王道RPGでありながら、他のRPGとは少し違って戦闘が対戦型格闘ゲームの要素が入ってます。ストファイみたいな、ともかくプレイヤーの一瞬の判断とテクニックがモノを言う戦闘形式なんですよね。
ドラクエとかFF、ペルソナという他のRPGはコマンド選択型の戦闘形式のものが多い気がする。
あと、テイルズシリーズはキャラクターがとてもかわいい。
アニメーションとしてキャラが動くところがFFとは違う。私はあまりリアルなキャラクターは求めてなくて。
どこまでいってもキャラクターはイラストでありアニメであって欲しいんです。
私たちとは別次元にいらっしゃる存在でいてほしい。
キャラクター同士の掛け合いで、そのキャラの性格とかパーティメンバーでの立ち位置を見せてくれるフェイスチャットシステムは、アニメ漫画大好きだった0年代の私にはピタリときたんですよね。
(さ、刺さる〜)
ただ、やっぱり大人になるにつれてゲームから少しずつ離れていった私。
それと同時に、テイルズシリーズはPSシリーズだけでなく、売り出す本体があちこちに散らばり始めて、私の財力も追いつかず…。
20代に入ってからはほぼゲームをしなくなりました。
●ゲーム衰退期からの再熱期
それが20代後半になり、ペルソナ5をきっかけにPS4を購入。
(本当はテレビもなかったから、テレビも一緒に購入し、ゲーム破産しそうだった)
そして、オタク婚活アプリで知り合った夫と結婚し、嫁入り道具として持ち込んだPS4。
こいつが去年くらいから我が家で火を吹き始めました。
ちなみに夫のゲーム遍歴はPSなら無双シリーズ、幼い頃はニンテンドーの方で大人数で遊ぶという、私とはまた真逆の据え置きゲーム機の時代を過ごしていたようです。据え置き機でのRPG経験がほとんどないという。
私は基本ゲームはがっつり一人ぼっちプレイヤーでした。
結婚を機に、私たちはオタク夫婦の癖にアニメ視聴などオタクらしいことを徐々にしなくなり、少しずつ暇を持て余していきまして。
そんな時、友人からずっと借りパク状態だった(かえせ)ペルソナ5を夫がひっそりプレイして始めたのが始まりでした。
いや、それが夫。一人でハマってめちゃくちゃ楽しそうな日々送り始めたんですよ。
わかる、わかるよ。私も2年前、同じようなテンションで死ぬほどハマったからね。
わかる。
なんならP5の為に私、PS4どころか自分の部屋用テレビも買ったから。仕事辞めようと思ってた最中、よくこんな阿呆みたいな買い物したなと思いますよ。
けど、そのくらいP5は面白い。
でも、いや、隣で一人めちゃくちゃ楽しそうにゲームしてるの羨ましいじゃないですか。
そもそも、私もゲームやる人間ですし「やれやれ、ゲームばっかりして…ふう、困ったものね」とはならないですよ。
私もやりたい!ってなりますわ。
めちゃくちゃ羨ましい。
ただ、ペルソナシリーズって、どう頑張っても1人プレイなんですよ。
戦闘もコマンド選択式だし、コントローラー握ってないやつはマジで視聴者。
(いや、ゲームって普通そうだけど)
そんな訳でしばらくの間(正確に言うと夫がペルソナ5→3→4と制覇するまでの数か月間)楽しそうにゲーマーやる夫のとなりで、兄にゲーム機をとられてやらせてもらえない、権力弱者な弟のようなポジションでゲームを横目に見続けてました。
そこから、次は二人で遊ぼうと十三機兵防衛圏を購入し(いや、これも一人プレイだけども)、そしてその次私がひっそりと購入を希望したのが「テイルズオブジアビス」だったのです。
テイルズシリーズの中で一番ストーリーが私の心の中に残ってて、かつpaypayフリマで300円で叩き売られていたから。
この辺りから、コロナのニュースが盛んになり、自粛が正義のような雰囲気になってきたので、これは幸いと普段なら罪悪感を覚えるくらい心穏やかにゲームに熱中することが出来たわけです。
●複数プレイとしてのテイルズ
そして、テイルズが良かったのは物語の大半を担う戦闘が対戦型アクションであった事でした。4人までならコントローラーさえあれば参加できるんですよ。
私は急いで友達にPS2のコントローラーを借り、夫と二人でアビスをいそいそとやり始めました。
テイルズの複数プレイってどんなもんかと最初は思っていましたが、これが案外とても楽しい。コンピュータが自分以外のキャラをオートで操作すると、どうしても「いや、いや、そうじゃない!ちがう!下がれ!何敵の目の前で詠唱するの!?」と思う事がちょこちょこありまして。
現実世界で作戦を練りながら動きを確認し合えるというのは、強敵が相手であれば、かなり有利だし、臨機応変な対応ができるんです。いや、まじ。ほんと。
「誰かとゲームをするのってたーのしい!」となっているところです。
だから男性って、モンハンでもネトゲでも離れてても出来るゲームを、わざわざ集まってやりたがるんだなと、気持ちが分かりました。
まぁ、一人で黙々とやって、終わった後あーだこーだ語りあっていたあのプレイ方法も好きだけれどね。
●プレイスタイル
(物理で殴るというパワーワード)
友人たちがよく言うんですけど、ボス戦に挑む時って、心配性だから規定のレベルを遥かに超えたレベルで挑み、物理で殴り殺す撃破法が安心出来て良いらしいです。
私もどちらかと言えば、こちらの派閥寄りなんですけどね。
夫は違う。
難易度は基本ハードとか選ぶし、わざわざレベル上げをしたりもしない。
(テイルズとかは迷子になりがちなので、自然とレベル上がってしまうけど)
ボス戦で死んだら、勝つまで何度もやるし、レベルではなく、作戦を変えてどうにかしようとする。
一緒にやってて「いやいやもう無理だろ、セーブポイント戻ってアイテム買いに戻ろうや!?」と何回提案しても、絶対聞かない。聞きゃしない。
「いける」
「いけねぇわ!」
「いける」
「いけねぇわ!」
「いける」
「いけねぇ……いや、いけたな!?」ってなる。
ギリギリで勝利したときのあの達成感、高揚感は、大人になって、そこそこ何も一生懸命にやらなくなってから味わう事もなくなったので、嬉しいんですよね。
あと、夫は私よりは器用なので私が主人公で剣士のキャラを頑なに選んでも特に、問題ないみたいで。魔法使いも、回復役も、剣以外を使用するキャラも、その辺こだわりなく使用するんです。
私はこのキャラと決めたら絶対それしか使いたくないし、なんならそれは絶対主人公でないと気が済まない。なので、ゲームを独り占めされていた時は、権力のある兄と排除される弟のような関係だった私たちも、今では譲歩してくれる兄と、譲歩される弟のようになっています。
うちの両親もそうだったんですけど、夫婦を超えた先には兄弟のような関係が発生するのではないかと、最近は強く思います。
まぁ、どんな関係でも今のところは楽しくゲームで仲良く遊んでいます。
ちなみに、アビスは先月クリアしたので、今はシンフォニアをしております。
ずっとやってみたかったテイルズだったので、今から楽しみです。
そんな、15年前と同じGWの日々でした。