遅れてきた【更新履歴】そしてエヴァンゲリオン
3月29日
【風を切って歩け】
10月28日3ページ
こんにちは。前回の更新履歴をさっそく書いてなかったと今頃になって現れた、はいじです。毎日、少しずつある隙間時間をつかって10月29日という5日目を書いているところです。
さて、前回の更新分10月28日ということで、ハロウィンまで後3日となるとこまできました。
少しずつ庄司と宮古の関係性が動き始めたような気がする4日目です。
いや、私としては5年位前に書いていた作品なので、相当付き合いは長い気がするのですが、作品中ではまだ4日しか経過していなかったんですね。時差酔いしそう。
昔から書いていて、いつも「これはBLなのか?」という自問自答が発生するのですが、もう次の話である10月29日に至っては、かなり庄司の個人攻撃ターンに入ってしまったので、BLというか、ただのBoyというか、最早29歳のオッサンなりかけの青年というか。
ととかく、なんか書いていて凄く難産です。この一週間、家に帰宅し必死に1時間程の時間を捻出して書き出した序盤は原稿用紙2ページ分程という、疲れたの一言につきます。
おかげで、新サイトへの引っ越しは完全に止まっておりますね。新しい作品を最後まで書き上げるというのは、どうしても一極集中して、時間をそちらに捻出せねばならないのだな、と久しぶりの小説書きという趣味の特性を思い出しました。
ひとまず、4月いっぱいで【どうしてこうなった】と【高校でデビューに失敗した〜】を書き上げと加筆修正が終わったら、またブログに現れつつサイト構築に5月6月は戻ろうと思います。
サクサク書かなければ、私は更新が止まってしまうのでは?という自分への恐怖がありますので、今はともかく必死です。ただ、ハッキリいって四六時中、風を切って歩けの世界を脳内で歩き回る毎日は、疲れもしますが、楽しいです。
今はこの世界観を楽しみつつ、今日は、エヴァンゲリオンを見て、自分の中の世界観をぶち壊してこようと思います。
【更新履歴】私も風を切って歩く
3月25日
【風を切って歩け】
10月28日1ページ
3月25日
【風を切って歩け】
同日1ページ
こんにちは。創作意欲のあるうちに書いておかないと、いつやる気をなくすか分からないため生き急ぐように更新しております。はいじです。
やっと有給4日目と折り返し地点に立ちました。そして、日にちを進めるごとに1日にかける文章量が多くなっている事に戦々恐々としております。1週間で1日分進めるんだと、心の中で小さく立てていた目標が既に怪しいです。
この10月28日を、この土日で終わらせる事なんで出来っこないよ!と脳が言っております。
早く、早く、早く書かないと。私のやる気は無限ではないのだから。
でも、どうしても1日の時間は限られていますし、仕事に地味な家事に、あとは人間生活に、少しのゲーム。どれも大事で、仕事がなければとも思いますが、仕事で他人と大いに関わる事で得られたものが小説に還元されているので、きっとそこを取ったら、もう小説は書けないに違いない。
目標は4月中旬に彼らの1週間を終わらせる事なのですが、そう上手くいくのか。
ともかく、書かなければ終わらないですし、幸いにも久々に‟書く”が楽しいので、この調子で楽しんで書きたいと思います。
しかも、地味に運命的なのが今年の10月のカレンダーがまさにこの【風を切って歩け】の時間軸と同じカレンダーの為(25日(月)から始まり31日(日)で終わる)、現在感持ってお話を書けるのが嬉しいです。
ともかく、小説も大事ですが、それを書く為の普段の生活も十分に大事なので、私は今から友人と散歩に出かけようと思います。
一日1万歩歩くという目標を、今週は毎日達成できているので、この調子でずんずん風を切って歩きたいと思います。
では行ってきます。
私は「痛い」がわからない。
●深く考えるシリーズ「痛い」
こんにちは、はいじです。
【深く考えてるシリーズ】という副題を付けましたが、多分これシリーズになりません。これ一回きりです。
単純に深く一つの事を考え過ぎてしまった1回の経験をブログに書くだけです。なにこのブログの始まり。
3月上旬からこちらPMSとの長い戦いを経て、生理が終わったところなのですが。今が私の1ヶ月のうちで数少ないピカピカ元気期なので、こういう時にあの頃の状態異常の私について考察しておこうと思います。
口頭で吐きだし、更に文章で吐きだす事で、気持ちのモヤモヤを多少なりとも消す目的があります。私にとってのストレス発散ですので、お時間がある方はお付き合いください。
さて、今回の生理で私が気づいた事があります。私は「生理痛がない」と思っていたのですが、どうやら私は生理により、そこそこ昔から痛みを受けていたようです。
多分、意味が分かってもらえていないと思います。私も読み返していて、意味がわかりません。
しかし、まぁ、その通りなのです。
どうやら、私には今まで健康優良児過ぎて“痛み”というものについての種類を、おおよそ1種類しか知らなかったようなのです。
私の知る痛みの種類、それは「傷を受けて血を出す痛み」「ぶつけて患部が痛む」などの、外傷による、圧倒的にわかりやすい「いったー!」しか、なかったのです。
そのため、筋肉痛や生理痛といった、そういう傷によるものでない痛みを自分の中で“痛い”に分類できていませんでした。
「これは、名前に 痛 がついてるけれど、血が出たり、打撲で青くなったりするときの痛ーい!じゃないから、痛いわけではないなぁ」と、ソレを痛み分類ではなく、言葉にならない、なにか別のモノとして分類していたのです。
ここまで来て、「はいじは何を言っているの……?」と思われる方も、たくさんのいらっしゃるかもしれません。
「あほなのかな?」と思われる方も多分いらっしゃるでしょう。
そう、30年近く生きてきて、私はいじは傷の痛み以外を「痛い!」と分類できずに、モヤモヤとした“何か”にしていたのです。
筋肉痛「どうやら、足が疲れたと言っている」
生理痛「重力をたくさん感じています」
頭痛「あたまに何か乗っているみたい。こめかみに何か当てられているような感じがする」
こんな具合ですね。ともかく、痛という表現が過剰な気がして、○○痛と言うのが憚られ続けた30年間。
だって、痛い痛い痛い!って思わないんですもん上記の奴らは特に。なんというか、全体的に重い、という感じなのは確かでした。「思考の集中を奪う重みを帯びた何か」が世間的に言う“痛”で合っているとは思えず、今までの人生で痛み止めというものを飲んだ事はほぼありませんでした。
抜歯の後くらいかな。
ただ、前回の生理の時に、色々とキツ過ぎて、頭と理性がプッチーンと音を立てて切れる音がしたのです。最早その時の私は、糸の切れたマリオネットが暴走しているという恐怖の異常状態でした。
ほんとに、この世の全てを恨みながら電話対応をしていたとき、ふと、ロッカーに夫が普段から頭痛で使う痛み止めがあった事を思い出したのです。
そして、その時の思考回路はよくわからないのですが、電話が終わった瞬間ロッカーに走って、飲みました。
重いのがなくなりました。
痛み止めが効いた瞬間、やっっと私の“重いやつ”が“痛”であるという認識に置き換える事ができました。「これが、痛いっていうには過剰では?」が、30年の時を経てやっと“痛い”ボックスに分類されるに至った訳です。
婦人科に行って、痛み止めを飲みなさいと言われたときも「痛いというか、痛いんじゃなかて、なんか、こうモゴモゴ」と医者の言うことを、聞かなかった私が、痛み止めにより、痛みが引いた事実でやっと私が間違っていたことに気付きました。
私はずっと痛かったみたいです。
痛い幅が狭すぎて、分類できなかった今までの色んな言葉にならない何か達。私が耐え症がないから痛くもない事象に苦しんでいるんだとばかり思っていた日々。
なんか、ごめん、という感じでした。
自分の状態を世間一般の名称に当てはめるのって、実は凄く難しい事なのではないかと思います。こうして痛み止めで重いのが消えてなかったら、これからの人生、私は痛い事に気付かず「痛み止め」という名前に引け目を感じて、耐える事でしか症状を逃がす術を知らなかったでしょう。
深く、深く、考え過ぎたせいで‟痛い”がゲシュタルト崩壊する人生を避けれて、本当に良かったです。
さて、皆さま。私の言っている意味、伝わりましたでしょうか。痛いが分からなかった事を知った、はいじのお話でした。
それでは。今からゲームでもしてきます。
【更新履歴】そして、終わった人間
3月21日
【風を切って歩け】
10月27日同日(3ページ)
こんばんは。はいじです。
一回更新し始めたおかげで、勢いのついて回り始めた車輪のようにシャンシャン更新し始めております。
やっと庄司の有給3日目が終わりました。有給3日目を終わらせるのに5年近くかかってしまいました。過去の私からのバトンを落とさないように走るのは、なかなかに難しいです。なにせ、最後どうするのかを考えていたのか、考えていなかったのか。
やはり、思い出す事はできません。
どんなつもりで書き始めたのかは分かりませんが、どうやらこの作品は31歳という、主人公の庄司の年齢と同じようなタイミング(というより超えてるけど)だからこそ、書き上げられそうな気がします。
この話で主人公の庄司は「俺は“終わった”人間なんだよ」と言うシーンがあるのですが、この台詞、夫が私に言ってきた台詞でもあります。
最初は「こいつ、物凄い事言い出してんなーーーネガティブ魔神かよ」と思ったのですが、どこか言わんとせん事は分かるのです。もう、体は成長は終え、後は衰えるばかり、学生時代の時のように無意味にまだ見ぬ未来を無責任に描けない。
30歳って別にもっと上の方からすれば、まだまだ若造だとは思います。けれど、圧倒的に若い頃の自分とは、もう違う地点に立ってしまったなという年齢でもあります。
このお話でいうところの、もっと上の世代というのを【金平亭】という喫茶店の店主として出しておりますが、多分彼からすると18歳も29歳も大差なく見えていると思います。
けど、29歳の庄司にはそうは思えませんよ。だって、明らかに過去の自分よりは衰えてきてると実感してますから。
そういう視点でこの話を書けるのは、やはり私自身が「終わった人間」みたいな気持ちをどこかに抱えるようになってしまった今だからこそだと思います。
更新停止させていた事を正当化する訳ではないのですが、【風を切って歩け】は、今書く事になって、本当に良かったと思います。
逆に過去のまだ今より若かった頃の自分は、これにどういうストーリーをつけて進めていこうとしていたのかが気になります。
もう、どう頑張っても知る由もないですが。
庄司同様、私も、まだまだ終わりたくないです。そして、夫も自分を「終わった人間」とのたまいつつ、色々夢があるようなので、見ていてお前どっちやねんと思う今日この頃です。
私の小説、喫茶店、珈琲、生徒会、生徒会長、だいすきよな。毎回どっかで出てくる。
では、米騒動の車輪を今週もしゃんしゃん回します。
乙嫁語り(13)
●乙嫁語り(13)
(双子好きよ〜〜)
こんにちは。はいじです。
昨日は更新履歴で荒ぶってしまいましたが、その興奮は冷めました。今は落ち着きを取り戻しております。
【乙嫁語り】前回の巻からどのくらい経ったでしょう。1年は経ってないのか、経ったのか。時の流れが本当にイマイチ掴めません。ただ、【よつばと!】よりは圧倒的に最近だったことは分かります。
私はこの乙嫁語りという漫画、全巻持っている訳ではありません。
この漫画は、中央アジアの色んな場所で女性が“嫁ぐ”という事をテーマにしたお話の為、数多くのお嫁さんが出てきます。彼女達一人一人にストーリーがあるので、オムニバスと言えばオムニバス。どこから読んでも、なんとなく分かるのです。
なので、私の好きなお嫁さんがテーマになってるっぽいな?という巻だけつまみ食い的に購入しているという邪道ファンでもあります。
今回は私が好きだった双子のライラとレイリ(表紙の子達)の新婚での“初めてのおもてなし”と帯に書いてあったので、これは買わねば!と楽天さんにお願いしたところでした。もってきて!と。
ライラとレイリ。
どっちがどっちか私にはわかりません。だって見た目はおろか性格もそっくりなので……どちらも天真爛漫で元気で無邪気。旦那さん同士も兄弟なので、その辺で区別を付けたらいいのかもしれませんが、最早どっちにどっちが嫁いだのかそれも忘れてしまった私。
それでも私は二人が好きです。19世紀の中央アジアという事で、馴染みのない文化や装飾品などが沢山出てきますが、やっぱり昔は寿命が今より、うんと短かった分、嫁ぐ年もとても若かったんだなぁと改めて思いました。だって、二人とも本当にカラッとした無邪気さ溢れる子供なんだもの。すき。
思ったことはすぐに口に出すし、気持ちもすぐに表情に出る。
「すごい」「お姫様みたいね」
「すごいわ!」「おめでたいわ!」「お祝いしなきゃ!」
「きれいな目ね」「濃い紅玉髄みたい」
特に素敵なことを目の前にしたときの二人が並んで目をキラキラさせるコマがたくさんあるんですけど、それがとても好きです。
中央アジアではお客様を立派におもてなしすることがとても大切な文化だったようで。頑張ってたくさんの料理を作ったり、お祝いしたり。多分、私の祖父母の頃までは田舎でよくあった文化でもあるなぁと、懐かしくも思いました。(祖父のお葬式も私が幼い頃までは映画【サマーウォーズ】のように家でそこそこの規模でやっていたものです)
今や嫁が身を粉にして尽くさねばならぬ文化として、うちの実家でも母の代の途中から燃やされ尽くした文化でもありますが、これが当たり前だった国や時代も確かにあり、文化に是非を問うものではないなと思いました。
時代に合うように文化は変わっていくのが常なので、良い悪いでなく、ライラとレイリのように笑って楽しくおもてなしを一つの“当たり前”として行っていた時を、こんな素敵な漫画で知れて良かったです。
あと、二人がお客様と海で泳ぐシーンがあるのですが、あれを見て「海かぁ、行きたいなぁ。でも、パリピの生息地だもんなぁ」と今年の夏に海に行きたいと思ったような、思ってないような。
漫画に出てくる食べ物が、二次元に落とし込まれる際に、現実にはない魅力を詰め込めるように、あの泳ぐシーンもきっとそう。海で泳ぐ魅力を、作者の森先生がありったけの素敵を加味して作画に落とし込んでいるから、あぁも素晴らしく見えるんでしょう。
きっと、私が行く現実の海はベタベタさ!あと、きっと暑い。
実際に海に行くかどうかは置いておいて、私の最後の海経験は3年程前の、婚活で一人の男性と海辺をドライブしたのが最後です。たぶん、あれは春頃。
砂浜をパンプスで歩いたせいで、今後の人生で入るであろう全ての砂があの時の私のパンプスに入ってきた事は、忘れません。
砂浜を歩くときは、パンプスはやめた方が良いです。
そんな、乙嫁語りでした。
【更新履歴】
3月19日
【風を切って歩け】
10月27日同日(1ページ分)
こんばんは。はいじです。
久しぶりの【更新履歴】という文字に自分がびっくりし過ぎてツイッターで大騒ぎしてしまいました。
庄司「ちょ!聞いて!皆さん聞いてください!米騒動が数年ぶりに更新履歴をトップページに載せました!いや、それがこの俺が主人公で大して読まれてない作品なのが申し訳ないんだが!この際、読む読まないは些細な事なんだよ!つか、何年ぶり!?5年ぶりくらい!?生きてたよ米騒動!」
— ハイジ (@komesoudouhaizi) 2021年3月19日
更新しました。 pic.twitter.com/0I1GhyP0Fx
もう一度言います。更新履歴です。
更新した時にその記録として残すものです。それが書けるのは、更新した時だけです。
加筆修正ではなく、ちゃんと途中だったお話の続きを一から書いたのです。正直、もう無理だと思っていました。また、米騒動に何かのお話を上げるのは。
なので、本当に今回はこの【更新履歴】という言葉が一番感動を呼ぶ部分であり、カタルシスも詰まってます。本文よりも。
さて、続きを書くにあたり【風を切って歩け】のアップ分を何回も読み直し、そもそもどういう話にしたかったのかを思い出すべく、脳内を巡り巡りました。
まっったく思い出す事ができませんでしたので、もう、どうにかこうにか今の私で考えるしかありません。
過去の私という他人とやっている、リレー小説のバトンが回ってきた位に考えて、しっかりと書いて行こうと思います。
そんな訳で、ひとまず【更新履歴】でした。
恋愛下手な私が本命彼氏を捕まえた31日
恋愛下手な私が本命彼氏を捕まえた31日
●何故か感想の解説
この本の感想を書く前に一つだけ自分の感想を俯瞰した解説を書きます。
そう、感想の、解説です。(どういうことだ)
私がこの本に対して抱いた感想は恋愛How to本としてのソレではなく、過去の自分の経験とリンクする所への激しい同意と、単純に物語として楽しく読んでしまったという2点で構成された感想です。
私の場合、物語に深く感銘を受けてしまう多くの場合が、自身の過去の経験や思考回路と、作中のキャラがピタリと重なった時なんです。
そして驚くなかれ、なんと私はこの本で本気で2回泣いたのです。
まさか【恋愛下手な私が本命彼氏を捕まえた31日】のタイトルで泣く話とは思わないでしょう。
まぁ、その通りで、きっと普通の人は泣かないでしょう。
けれど、私にとってはこの本のラストは……なんといったものか。犬猫を飼っている人たちが誰しも考えた事があるペットとの別れの時を不意に想像して悲しくて泣いてしまう。そんな類の涙でした。
2回泣いたというのも、同じ箇所を別の日にもう一度読んで同じテンションで泣いたという事で、2回です。ガチです。
一度目は初見の黙読で泣き、二度目は皿洗いをする夫に読み聞かせて泣きました。
多分、普通の人が見たら怖いレベルの感情移入。
ですので、この本の目指すところの恋愛How to本的な部分における考察や、実際にそこそこの数の婚活や男性との関わりを得てきた私の経験からどうのこうの、といった観点の感想は出てきておりません。
そんな感想であることを初めにお伝えしておき、感想に移らせて頂きます。
●この本のあらすじ
まぁ、そうですね。簡単に言うと【恋愛下手な私が本命彼氏を捕まえた31日】について書いてあります。
タイトルが本の全てをわかりやすく説明しているタイプの本です。
作者はツイッターで人気の「ラブホの上野さん」でお馴染みの上野さん。
お馴染みとは言っていますが、私はラブホの上野さんをフォローしておりませんし、漫画も読んだ事はないので、あまり私には馴染みがありませんが、友人が好きなので私もつられて好きなのです。
28歳の彼氏居ない歴=年齢の主人公の元に現れた執事セバス(彼女の羊のぬいぐるみ)が、恋愛テクニックを惜しみなくふるうという、とんでも設定の中行われる恋愛How to本です。
ただ、この彼女の実践を含む恋愛How to部分は、進研ゼミの勧誘漫画と構成はほぼ同じです。めちゃくちゃサクサク進んでいく具合は【鬼滅の刃】1巻の炭治郎の修行風景くらいスササササーと進みます。
それ、とても良いです。読書久々の私にはもってこいのサクサク具合。
まぁ、この本は芯の所がHow to本なので、そんなストーリーよりテクニック(技法)重視で進むのは当たり前なのかもしれません。
以下、セバスのレッスン例
レッスン2
お嬢様「好き」という事にしておくオスを作りましょう。
ともかく垢抜けない主人公に「恋愛モード」にカタチから入れというセバスのお言葉です。
その中で主人公が小学生の頃のエピソードとして、周りのクラスメイトから半ば強制的に「私も好きな人言ったんだから隠さないで言いなさいよ」ハラスメントにより、無理やり好きな人をでっち上げるというエピソードが出てくるのですが、それまさに私もやったやつ~~と懐かしくなりました。
------蛇足-------
「好きな人言いなさいよ」ハラスメントよりも私にとって心底ハラスメントだったのは「モー娘で誰が好き」ハラスメントでした。いや、あの人たちの違いが私には分からん上に、名前覚えてないしという当時に私は、マジで不登校になりかけたのは今思い出しても良い思い出ではない。
-----蛇足了------
そう、この主人公、男性経験のまったくない垢抜けない28歳という設定だけあって、驚く程私との交錯感が凄かったです。
私の場合は、強制的に言わされたというより周りの恋バナに付いていけず、ともかく話に入りたくて自ら率先して作ったという側面が強いです。人気のテレビ番組の話についていけなくて疎外感嫌だ見ないと!という感覚とほぼ同じでした。
●セバスの絶妙なフォロー
更にこのお話、セバスが垢抜けない控えめな主人公をぐいぐい引っ張っていって、強制的に色々やらせていくのですが、なんというか、垢ぬけないが故に自分に自信が持てずに、恋愛とは無縁できた主人公(=読者)へのフォローが絶妙に上手くて、自分を否定せずにこれるのが良かったです。
今まで彼氏ができなかったのは、顔のせい(美人ではないから)でチャンスがなかったのだと思って生きてきた主人公が、結局恋愛が出来なかったのは、チャンスに目を向けてこなかった自身のせいだったんだと、落ち込むシーンでのセバスの言葉は、まさに私に対するフォローそのものでした。
恋愛のチャンスに敏感であるという事は思春期にたまたま偶然恋愛を経験したメスが恋愛の楽しさを覚えて恋愛に本気になっているにすぎません。
お嬢様が恋愛に本気になれないのは、恋愛の楽しさを知らないから。不運にも思春期に恋ができなかったから、ということだけのことなのでございます。
せんきゅう、セバス。私のせいじゃない。
思春期にたまたまゲームの楽しさを覚えてしまった私が、今もゲームを毎晩やっているというのは正に必然か。それが幸か不幸かは置いておいて。まぁ何かに夢中になれるものが思春期にあったのだから、それはそれで良かったと思う。
好きなもの経由で婚活に勤しんだ私としては、思春期に夢中になったモノ達のお陰で、結婚までこぎつける事ができたので、不幸中の幸いと言うのが正しいのかもしれない。
それにしてもセバスはフォローが絶妙。
お嬢様のせいではございません。
と、説得力のある責任転嫁をしてくれるから、自己肯定感を陰らせる事なく、話を読む事ができるよ。私のせいじゃない。そんなフォローが随所に散りばめられているので、恋愛下手で生きてきた方々、ご安心ください。
私たちのせいじゃないって!
そして、さすが恋愛How to本。その名の通り、恋愛についての具体的なテクニックがはちゃめちゃに出てきます。まさに、それこそがこの本の真骨頂なので。
ただ、これが正しいとか、これは効果的なやり方、とかは経験薄な私には分からないのですが、こういう本って「こうやればいいのです!」というやり方がはっきりと記載されている事そのものが読む側としては精神安定剤的な効果がありますよね。
●一種の精神安定剤としての本
【ダイエット本】も、【おかたずけ本】も、なんでもそうなんですけど「コレをやれば出来るようになります」と正解を明文化されているモノを読むと、自分が出来る出来ないは置いておいて、コレさえすれば良いんだという、一拍置いた安心感を生む事ができます。
実際、彼氏が出来るかどうかは、その後自分が一歩踏み出して行動していくかどうかにかかってるのですが「彼氏欲しいけど、どう動いたらいいのかわからないし、そもそも動きたくない」というタイミングの方は、一種の精神安定剤的に読めるのでは?と思いました。
●予想外(私の反応が)のラスト
そして、進研ゼミの漫画のごとく一陣の風のように主人公がトントン拍子で男性たちとの交流を経て、タイトルのような結末のその先へと向かう事になるのですが。
私が2回も泣いてしまったのはセバスが書いた手紙せいです。
私にも、この主人公と同様ながーく一緒に連れ添っている抱き枕の"とわいあもちゃん"という子がいるのですが。もう、いかんいかん。
今もこれを書き直す為に読み直して3回目の泣き。自分がこわい。
(わたしにとっての"とわいあもちゃん")
-----蛇足-----
"とわいあもちゃん"謎の平仮名の並びをする名前ですが、これは、こちら米騒動にて買ったばかりの抱き枕の名前を募集したところ、拍手コメントにこの一言だけ送られてきたコメントがあり、勝手にそこから貰ったのでした。これも10年以上前の事です。恐怖!
----蛇足了---
そういう、大事なぬいぐるみが居る私には酷なラストでした。
感情移入が半端なさ過ぎて、最早恋愛How to本である事を忘れて泣きちらかしました。大事なぬいぐるみが居る方は、たぶんセバスからの手紙を自分のぬいぐるみを通して見て泣いてください。(この本、たぶんここ注目点ではない)
ただ、その手紙の中でもセバスがそこそこ重要な事を書いておりました。
もしも、お嬢様がつがいなしでも幸せになれるというのであれば、恋愛などする必要はございません。
恋愛は幸せになるための手段なのです。幸せになるために恋愛をするのであり、恋愛をするために幸せを犠牲にしてしまっては本末転倒でございます。
ここまで恋愛How to本の形をとっておきつつ、これがこの本の本質でした。幸せになりたいと思って恋愛に向かうのであればテクニックを読んで動いてみるのもいいけれど、そうでなくとも幸せになれるのであれば、恋愛などしなくて良いのです、とセバスの最後の大どんでん返しフォロー。
でも、まさにその通り。
ダイエットもおかたづけも恋愛も、自分が今より良くなりたいと思ってやっているうちは良いけれど、それで無理をして元々の行動原理が何だったかを忘れて疲れてしまっては意味がない。
私は是が非でも結婚したいと思って婚活をしていたのですが、それでも疲れ果てて婚活が日常生活に影を落とす事など山の如しでした。
そういうときは、しなければいい。幸せを阻害してまでやっていると、多分いろいろと見失うのは必須なので。
この本は、そういう読者へのゴリゴリのテクニックをぶつけてくるところと、精神的な抜き(安心感)を与えるとことの2つが絶妙で、あっという間に読み終わりました。
友達の誕生日プレゼントと称して、がっつり読み込んでしまいました。
これは私の感想であり、友達がどう思ったのか、それを聞くのがまた楽しみです。
能力的チート男、立場的チート女、ピッコマ也
●私は日本に住む普通の社畜OL
私の名前は、はいじ。
日本に住む31歳の普通の社畜OLだったんだけど、ひょんな事から交通事故て死んでしまい、なんと、今は一番大好きだった恋愛シュミレーションゲーム【ラブDEATHマジカル】の、悪役令嬢に転生してしまったみたい!
この悪役令嬢、名前をアルトリスというのだが、これがまぁ、本当にヤバイやつなの。何がどうヤバイ奴なのかというと、このアルトリス、“悪役”とキャラ表記についておきながら、ぜんっぜん主人公と攻略キャラの恋愛を盛り上げる為の当て馬ではないのだ。
そう!各キャラとのエンディングを軽い気持ちで狙ってプレイしようものなから、プロのキャバ嬢もガールズバーの女の子よりも卓越した男捌きで、普通に目当てのキャラとアルトリスがエンディングを迎えてしまう、マジのラスボスキャラなのだ。
私なんて初プレイから何度、このアルトリスに推しキャラを奪われた事か!
というか、自力でクリアできないので攻略サイトを駆使した5度目にやっっと、一人目の攻略キャラをクリア出来たのだ。
普通の恋愛シュミレーションゲームで、ここまで難易度の高いライバル出す!?ってところが、他の恋愛シュミレーションゲームと一線を画し、日本でも大人気だった。
しかも、悪役なのに悪役っぽい分かりやすいイジメなんて絶対にしてこない。本当に質の悪い誰も気づかない完全犯罪並みの嫌がらせをしてくるところも普通の悪役とは格が違う。
私もプレイ中なんかは、お目当てのキャラを落とすことより、アルトリスの残した微かな手掛かりを集め、彼女の悪事を暴く、本格推理アドベンチャーゲームとして遊び散らかした時期もあった程だ。ちなみに、アルトリスの悪事を暴けた事は一度もなく、攻略サイトによると悪事を暴くのは確率的要素もあって、攻略対象キャラを落とすより難しいらしい。
そう、そんなアルトリスに私は転生してしまった。今、アルトリス(私)は10歳。ゲームスタートの6年前だ。
ただの日本に住むアラサーの社畜でしかなかった私に、あの完全無欠のアルトリアスが務まる訳ない!こうなったら、舞台になるアドレナス学院になんて進学せず、この世界でも就職して全力でホワイト企業に巡り合うまで転職してやる!
●私はPMSに悩まされる普通のはいじです
こんばんは、はいじです。
交通事故にも遭っていませんし、悪役令嬢に転生する事もなく相も変わらずPMSからくる気だるさと気持ち悪さと戦っております。
急なんですが、私には日課があります。
マンガアプリ【ピッコマ】で毎朝漫画を読むという日課です。
(ジャンプ+、ヤンジャンも良い)
読んでいる漫画は主に男性主人公の転生チートモノや、女性主人子の転生悪役令嬢モノなどです。
だいたい、主人公はチートです。チートは良いですね。心が余り不安定にならずに読めるので。だいたい、男性の場合は能力的にチートですし、女性の場合はその後ストーリーを知っているといった立場的チートという傾向が多い気がします。もちろん、チート系ではないものも沢山ありますが。
ハッキリ言って【ピッコマ】とても楽しいです。毎朝ちょっとずつ読むというのが、今の私には良い塩梅だったらしく、朝の歯磨きの時間や珈琲を淹れる時間にチラチラ読んでいると、眠気もいつの間にか覚めています。
読みすすめて最新話まで読んでしまうと、週一回の更新日まで続きを待たなければならないところも含めて、ワクワクがあって良いです。
特に私は月曜日更新の漫画が好きです。にこり。
●なぜ、私は急に悪役令嬢になったのか
最近、女性主人公の立場的チート系の中でも、悪役令嬢系を連続で読んでいたせいか、私もPMSだしちょっと悪役令嬢として転生してみようかなと思ったわけです。
ちょっと待ち時間に暇だなと思って、悪役令嬢に転生してみたら思いの外楽しかったので、みなさんも是非、悪役令嬢に転生してみてください(なんと)
あと、蛇足なんですが、ピッコマには海外の作家さんが多くいらっしゃるので、序盤の主人公の自己紹介に、地味に「日本に住む」と翻訳してあるのがジワジワきます。「日本に住む」という表現が出てくると、あぁ作者の方が海外の方なんだなと思えます。多分、日本人作家さんで「日本に住む」とは余り表現しないような気がします。よもや異世界転生レベルになってくると、そこは「地球に居た」レベルの表記になるもんなぁと。
翻訳前は一体どんな表現だったのかなぁと、思いを馳せつつ毎朝ピッコマさんには楽しませていただいております。感謝。
近いうちに、私のピッコマの中で好きな漫画も語らせて頂こうかと思います。いや、語ろうにも無料勢の私は1回見たらもう読めなくなってしまうので、あまり好きでも漫画の詳細は掴めていないのですが。
それでも、ちょっとお話させてください。
それでは、夜は毎日恒例、オンラインゲーム【原神】で遊んできます。
pixiv公式企画さんの優しさ
●引き続きPMSでお陀仏
こんばんは。はいじです。
私のもとに週初めから遊びにきていたPMSは、悪天候も相成って非常に質の悪い中ボスのようなパラメーターで私に襲いかかってきました。
あぁ、もうへとへとです。
そう、昨日は少し調子が良かったので、本日の有給を取り消したのが全ての始まり。仇スタート。めちゃくちゃきつくて、職場に存在するのが精一杯。
そんなわけで、疲労困憊で週末を迎えた私は、これからガチでくる生理ちゃんに備え、月曜日を有休にしてひっそりと生きておるところです。
●ちょっと嬉しかったこと
pixivさんが公式で毎月行っている「執筆応援プロジェクト」というのがあります。
これは、pixivさんが毎月その時のテーマに沿った小説を募集し、特定タグをつけて小説を投稿すると抽選で色々当たるという企画です。
「書いてみたい」と思ったその時に。
というキャッチフレーズの元、作品応募の背中を押してくれる、なんとも優し気な仕様です。
景品はテーマにまつわるアイテムや、アマゾンギフトコード1000円分。このちょっとした感じが毎月企画の良さですね。
しかも、あくまで一人一人の執筆意欲の背中を押す企画なので、1話のみでも、未完でもかまいませんよという参加ハードルの低さがとても良きです。
そんなpixivさんの企画が2月はちょうど「メッセージ」という【11時間差レター】にぴったりなテーマだったので応募したところ、ひっそりアマゾンギフトコード1000円分が当たりました。
私はこういう抽選や宝くじの類は一切当たらない質なので、あまりのうれしさに「今年は良い事ありそう」と本厄を前に、ちょっと前までアババと咆哮していたのが嘘のように、今年1年に良い展望を見たのでした。
たった1000円なんですが、抽選でたまたま当たった1000円の威力足るや。今の私なら、先週のめざましじゃんけんで景品にされていたPS5だって当てそうな勢いです。
PMSで気分の乱高下のある私ですが、上がったり下がったりするって悪い事ではなく、ある程度下がっていてもちょっとした良い事で復活もできるという点においては、強味的なところもあるのかな、と思ったりもします。
そしてpixivさんのこの企画は非常にうれしかったですし、こういった企画のテーマで小説を考えるのはとてもきっかけとしては良いので、次はテーマに応じて新しく書く所存です。
ちょうど、途中でぶっ飛ばしている【風を切って歩け】という現代高校生とサラリーマンをテーマにしたお話が、良い感じで利用できるかもしれないので、今ひっそりと続きを書いているところです。
本当はファンタジー系の【つまりは、また明日から1週間が始まるということ】や【御免こうむります】という2作品から引っ張っていくべきとは思うのですが、久々に書き始めるものがファンタジーとは難易度が爆上がりなので、一旦現代日本を舞台にしたものでやっていこうと思います。
景品の為に書くわけではないのですが、ちょったしたワクワクも味わえますので、pixivに投稿されている方は是非参加してみると楽しいかもです。
3月のテーマは「告白」
3月〜5月のテーマは「ハッピーエンド」「バットエンド」
●新サイト消し飛ぶ
新米騒動が本日私のミスによりデータがぶっ飛び、更地に戻ってしまいました。
そのせいで、1000円で復活していた私の気分も地の果てまで落ちてゆき、ほとんど死にました。
間
サイト作りという右も左も分からないネットの世界では一歩間違うと取り返しのつかない事態になるのだと、心に刻み込んだ一日でした。消し飛んだ瞬間、動揺しまくり、不安が決壊し、胃痛が激しくなり、食欲は一切なくなり、右往左往してしまい、帰宅した夫からは「ひとまず、ごはんをたべなさい」と諫められる始末。
冷静になれないものだから、何をどうしてよいのやらパニック状態でした。
幸いにも、いろんなサイトさんから事前に「バックアップをとっておきなさい」と言われており、訳も分からぬままとっていたバックアップの存在をやっと思い出し、さきほど命からがら復活してきました。これまでの私の2か月がもう戻らないかもと思った時には、あと少しで泣くところでした。
もし、いつの日か少しでもサイト作りやワードプレスに詳しくなれる時がきたら、私もいつかそういう【How To】を新サイトに記事として載せようと思いました。それは私自身の忘備録であり、同じように「今更ながら個人サイトを1から作ってみようかしら」という人たちにも向けられるように。
ただ、今はまだ自分のサイトを消し飛ばしておるクソみそ初心者なので、まずは、自分が成長する事に尽力しようと思います。
あぁ、PMSで腹が痛いやら、胃がむかつくやら、サイト消し飛んで胃が痛いやら食欲ないやら。ともかく私の精神異常はまず"胃"からくるのであった。
それでは皆様、おやすみなさい。
PMSさんと働き方改革
こんばんは、はいじです。
昨日から生理前の不調がジワジワ現れてきて、心身ともにどっさりとしております。
前回の「よつばと!」15巻の感想を書いた時は元気の元気だったのに、今ではあの記事を書いた私は幻だったのでは?と思えるくらい、今や見る影もありません。
去年……、そう30歳から31歳へのステップを矢の如く駆け抜け始めたあたりから、私の月経前症候群は日の目を見始めました。
なんとも、30歳の大台が女性の体に与える影響ひどすぎでは。
(ほんと、こんな感じで現れるよ)
●月経前症候群(PMS)
月経前症候群、どうやら一般的にPMSとおっしゃる方のようです。
ネットで見てみると、生理前の3~10日間続く精神的あるいは身体的症状を指すそうで。
エグい、エグい。
どうしたらこんなに女に厳しい生態系が出来上がるんですかね。
生理自体が基本7日間くらいあるのに。神だって世界を作り上げるのに6日間かかって7日目には休んだって書いてるのに。休ませて休ませて。
女が元気な瞬間、一瞬のきらめき過ぎる。もっと輝きたい。
●私のPMSさん
(【PMS×生理ちゃん】より)
私の元にやってくるPMSさんは胃のむかつき(四六時中気持ち悪い)と、全身の倦怠感、下腹部痛という三銃士を豪華に取り揃えてやってきます。
もしかしたら、PMSさんも良かれと思ってやっている節があるのかもしれませんが、正直、三銃士ごと木端微塵にしてやりたいです。
そして、そういう朝は目を開ける瞬間から「キてる」と分かるもので、まず目が開かないですし、起き上がるのにかなりのMP(マジックポイント)を消費します。急に現れるゲーム用語。
そう、起き上がるだけでも至難の業なのです。
●普段の私
いや、基本的に朝は眠い皆だろと思われるかもしれませんが、私は幸いな事に普段はめちゃくちゃ元気なのです。アラームが鳴れば鉄砲玉のように起き上がり、朝はそこそこの活力に満ちております。なぜなら、そこそこきちんと寝ているからです。睡眠大事。
そして、もちろん職場でも元気です。声高に挨拶をして、過去の仕事がてんで出来なかった私とは比べ物にならないくらい、今やテキパキと仕事をこなす、そこそこ優秀系な人になっています。
なんなら仕事を率先して貰いにいきますし、電話は秒で取りますし、窓口でのお客様対応もわんさかこなします。
自分で言っているとかなり嘘臭いですが、本当なのです。毎日泣きながら出勤していた数年前とは違うのです。
ともかく、幸せな事に生理の及ばない月の10日間位はだいたい、こんな調子で日々を過ごしています。
●一難去ってまた一難
それが一旦PMSさんがやってくると、もう事態は一変します。
まぁ、社会人ですので余り表面上には出さないように努めておりますが、一度職場の人から「糸の切れたマリオネットのよう」と言われた事があり、まぁ、そんな感じなのでしょう。表面上PMSの来襲を出さないように気を付けていたつもりでしたが、それはまさに"つもり"なだけでした。
PMS来襲時の私は糸の切れたマリオネットらしいです。動けるわけもない。
そんな訳で、PMSと上手に付き合っていく方法、ネットで調べたりしてみましたがなんだか色々と書いてありました。
そして、私がその中で選んだのは「働き方を変える」。これ一択でいこうと思います。
正直、女というだけで起こる不調なんてPMSだけではないですし、正直月経前症候群なので、それが終わった時には生理ちゃんの来襲な訳です。
今月は、PMSや生理に備えて有休を入れておこう!と拳を握りしめて予定日あたりに目いっぱいの有給申請をしていたにも関わらず、予想よりも遥かに早くPMSさんがいらっしゃいました。
そんな訳で、今朝は見事プッチンきました。
●働き方改革
生理前なのでかなり思考も感情もイっちゃってるかもしれませんが、私的にはもう週3日勤務で趣味的な時間で働けるような将来像を目指します。
だって、PMSも生理もきついけれど、それで何がきついって、そんな中体を引きずりながら起きて8時間以上働いて、笑顔を絶やさず、走り回る、それがきついんです。
きついなら、寝てたらいいんですよ、寝てたら。
今、男性の副業ユーチューバーさんや意識高い系の女性ユーチューバーさんの動画を見ていたりするのですが、正直私としては女性特有のアレコレの時に、おふとんの中に居る権利を得る為に、働き方改革をしたい。
そう、本気で思いました。そのくらい、絶不調で、イライラしております。
おがけで勢いもあります。めちゃくちゃ気持ち悪いですけど。
私の年収は低いです。ただ、仕事は安定しております。保障もしっかりあります。
その辺りはやはり享受していきたいですし、仕事自体は好きなので働く事は一生やりたいです。ただ、今みたいに責任と業務に縛られて、辛い時におふとんから投げ出されるような働き方は、もう無理。
私のPMSや生理との上手な付き合い方は、おふとんで一緒に寝ることとみたり。
くっそ、もう女の生命体の作り方を考えてくれよ神!